皆さんイースターって聞いたことありますか?
多くの方が『名前は聞いたことあるけど、何をする日かは知らない』のではないでしょうか。
実はイースターもクリスマス同様、海外から伝わってきたイベントの一つなんです。最近では少しずつ日本にも定着してきていますが、残念ながらクリスマスに比べるとまだまだ認知度は低いようです。
ではどのようなイベントなのでしょうか。ご紹介していきたいと思います!
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イースターってなに?
イースターとは日本語で『復活祭』を意味する言葉です。
イースターはイエス・キリストの復活をお祝いするお祭りで、キリスト教には非常に大切な行事のひとつとされています。
また『イースター(Easter)』は、春の女神『エオストレ(Eostre)』が語源とされており、そこから春のお祝いとキリストの復活のお祝いが結びつき、春にイースターのお祝いをするようになったとされています。
お祭りで使われる卵とうさぎの意味は?
イースター当日になると、カラフルな卵やかわいらしいうさぎの置物がお店に並べられるようになります。
このカラフルな卵を『イースターエッグ』、うさぎの置物を『イースターバニー』と呼びます。ではそれぞれどのような意味があるのかを紹介したいと思います。
イースターエッグ
カラフルに装飾された卵、または卵型の置物です。
卵は生命を生み出すことから『復活の象徴』として重要なものと考えられていました。
イースター当日は卵料理やゆで卵を食べ、キリストの復活をお祝いしました。また卵を食べるだけでなく、卵を使った遊びが行われるのもこの日の特徴です。卵型のお菓子を隠し探し当てる『エッグハント』、卵をスプーンに乗せ落とさず競い合う『エッグレース』など、様々な遊びが行われます。
イースターバニー
うさぎの置物やチョコレートでできたうさぎを置きます。
うさぎは多産ということから『繁栄の象徴』として、イースターエッグと同様に大切にされてきました。
ちなみにイースターエッグはイースターバニーが生んだものとする言い伝えもあるそうですよ!
2017年のイースターはいつ?
イースターが行われる日は毎年異なります。
イースターが行われるのは『春分の日が終わってから初めて満月を迎えた日の翌日曜日』になります。かなりややこしいですね(笑)
さらに春分の日が『3月21日』に固定されており、この日に定めることでグレゴリオ暦(西暦)を使っている国ではイースターを同じ日付でお祝いできるようになるのです、ただしユリウス暦(東暦)を使っている東方教会ではイースターの日付が異なりますので注意してください。
2017年のイースターですが、4月16日(日)になります。
日曜日ですのでお休みの方が多いと思います。お友達を誘って町に繰り出しましょう!
イースター当日は何をすればいいの?
イースターエッグとイースターバニーを飾り、キリストの復活をお祝いをしましょう!
食事は卵料理をメインにラム肉を使った料理などを食べるとよいでしょう。また海外では、イースターの2日前の金曜日に『ホットクロスパン』と呼ばれる十字架の形にアイシングされたパンを食べることも習慣とされているので、ホットクロスパンを作るのも良いかもしれませんね!
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おわりに
イースターは日本ではまだまだ定着をしていませんが、海外ではクリスマス以上に大切な行事として行われてきました。これから日本でもイースターは少しずつ多くの人に浸透していき、クリスマス以上に盛り上がる日も来るかもしれませんね!