3月3日は雛祭り!そして雛祭りといえば雛人形です!
女の子が生まれたご家庭ではこれから購入されるご家庭も多くあると思います。しかし雛人形とひとくくりにいってもどのように選んでいいかわからないと思います。今回は雛人形を購入するときの選び方や人形の種類についてお話をしたいと思います!
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雛人形はいつ買うべき?
雛人形を購入するのは『初節句』を迎える前が理想的です。
初節句とは女の子が生まれて初めて迎える3月3日の事で、赤ちゃんの健やかな成長を祈るとともに厄除けをする日です。昔から雛人形を購入するのは母方の両親という習わしがありましたが、現在では特に決まりはなく、赤ちゃんのお母さんが購入することがほとんどだそうです。
実際にお店に行って購入する場合は、11月~12月に購入することが良いとされています。この時期はお雛様の新作が入荷するため、好きなお雛様を選べますし、お店も混雑しませんので、余裕をもって選ぶことができます。
いつからいつまで飾るの?
飾り始めるのは立春の2月4日を過ぎて春を迎えてからが良いでしょう。できれば豆まきをしてから飾ると厄払いをしてから飾れますので、より良いとされています。
しまう時期は3月6日の『啓蟄の日』までにしまうのがいいとれています。また、しまう際は天候にも気をつけて、雨の場合はカビになってしまうこともありますので注意が必要です。
雛人形の相場は?
雛人形の数や種類によって値段が異なります。今回は細かく分けて相場を説明したいと思いますので、確認してみてください。
収納飾りの相場
相場金額:5万円~10万円
現代の住環境に最も適した飾りで、コンパクトな作りをしており、後片付けが楽なのが特徴です。
飾りの特徴としては男雛と女雛が一対並んだものになっており、そこに花や道具がすでに設置されているものが多いです。人形の大きさによって値段が異なりますが、標準サイズで約10万円のものが多いとされています。
親王飾りの相場
相場金額:10万円~20万円
男雛と女雛が一対並んだ一般的な雛人形で、最も人気のある種類です。
以前は三段飾りや七段飾りを購入する家庭も多かったのですが、最近は住環境も変化に合わせてコンパクトな雛人形が好まれる傾向にあるようです。収納飾りとは違い、花や道具などすべてを自分で設置するため多少手間がかかりますが、その分収納飾りに比べて細かい作りになっているのが特徴です。
三段飾りの相場
相場金額:20万円~30万円
雛人形の段飾りで一番人気が高いのが三段飾りです。
部屋においてもあまり場所はとらず、かつ雛人形の華やかさを表現できる調度よいものです。しかし人形の数も5体に増えるため、値段も親王飾りよりも高くなります。ただしサイズによっては親王飾りと同じくらいの金額で購入できることもありますので、お店で確認してみることをオススメします。
七段飾りの相場
相場金額:40万円~
雛人形といえば七段飾りが一番有名だと思います。非常に大きいため、なかなか見る機会もないとは思いますが、七段飾りは三段飾りに比べて見栄えが圧倒的です。収納スペースやお金に余裕があるのであれば、七段飾りを購入されるのもいいかもしれません。
雛人形の種類
雛人形には雛祭りの歌にも出てくる通り、いくつか種類があります。ではどういう種類があってどんな役割をしているのか、紹介していきたいと思います。写真の上から順番に説明していきますので、表の説明と照らし合わせてみてください。
お雛様 | 役割 |
内裏雛 | 内裏とは天皇が住んでいる場所。男雛は天皇、女雛は皇后を表します。 |
三人官女 | 中央は女官長で酒を入れる盃を持ち、向かって右が酒の入った長柄の銚子を持ち、左が酒を注ぐ加え銚子をもちます。女官長の眉が無いのは、結婚しているからだそうです。 |
五人囃子 | お囃子を演奏する男雛。向かって左から太鼓、大鼓(おおかわ)、小鼓(こつづみ)、笛、謡(うたい)を演奏しています。 |
随身 | 内裏を警護するもので、弓を持っています。注意しないといけないのは、向かって左が右大臣で、向かって右が左大臣であるということです。 |
仕丁 | 宮中の雑用係。左から怒り上戸、泣き上戸、笑い上戸と呼ばれ、三体合わせて三人上戸と呼ばれています。持っているものは帽子や靴を乗せるための道具。 |
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おわりに
さて今回はお雛様についてお話をしました!意外と知らないこともあったのではないでしょうか。雛人形は細かく作りこまれているだけあって、高価なものが多いです。しかし一生に一度きりの買い物ですから、赤ちゃんが健やかに育ってくれることを祈り、ふんぱつして良いものを購入することをオススメしますよ!