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衣替えはいつ?衣替えの由来と理由について

投稿日:2016年12月26日 更新日:

 

6月に入ると季節は夏!
会社や学校では季節の変化とともに服装も変化します。それが『衣替え』。

厚手の服から軽い服装に変えることで、心身ともに気分を一新することができますよね。
でも衣替えをする理由って、その時期に過ごしやすい服装に変えるだけなのでしょうか。

今回の記事では、衣替えをする理由やその由来についてお話をしたいと思います!

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衣替えの時期は?

衣替えは年2回、設けられています。
夏の衣替えは6月1日で、冬の衣替えは10月1日です。
地域によっては1ヶ月程前後することもありますが、本州では基本的に6月と10月の2回です。

ただし、最近は衣替えをした後も暑かったり寒かったりする日が多いため、衣替えをするのも注意が必要です。例えば夏の衣替えの時期、もう使わないと思い込んで上着を奥にしまい込んでしまうと、急に寒くなった場合、せっかくしまった洋服をあさらなければいけません。

衣替えの時期を過ぎても切る可能性のある服は取り出しやすいところに収納するのが良いでしょう。

 

衣替えの由来は?

衣替えの由来は平安時代までさかのぼります。
平安時代の宮中では、着替えの手助けをする女性を『更衣』と呼んでおり、そこから衣服を着替えることも『更衣』と呼ぶようになりました。

これではどちらも更衣で非常にわかりずらい!ということから、お手伝いの女性は以前同様『更衣』、そして着替えることを『衣替え』と呼ぶようになりました。これが衣替えの由来になっています。
それから一般庶民にも衣替えの文化は広まり、現在に伝わる衣替えになったとされています。

ちなみに江戸時代では年4回衣替えがありました。
四季それぞれに合わせておこなわれていたわけではなく、その当時衣替えを行っていたのが武士だったということもあり、武士の着物の種類を季節に合わせてタイミングよく変えられるよう、幕府が制定したそうです。
その4回の衣替えの時期は『4月1日』『5月5日』『9月1日』『9月9日』になったそうです。面白いですね!

現在に伝わる『衣替えは6月1日と10月1日』という習慣は明治時代になって政府が取り決めたもので、初めは役所や警察官などの公務員のみだったそうです。そこから一般企業に勤める会社員や学生にも広まったのはつい最近の事のようですね。

 

衣替えをする理由は?

最初にもお話をしましたが、衣替えをする理由は過ごしやすい服装に変えるためだけではないんです!
ではそのほかにどのような理由があるのか、ご紹介をしたいと思います。

整理整頓で運気を呼び込む

年末では大掃除をして部屋をきれいにすることで、来年の運気を運ぶ歳神様を呼び込むことができます。
衣替えも同様、季節の変わり目には様々な運気を呼び込むことができるとされ、使わなくなった衣服を処分して部屋を整理整頓することで、家に運気を呼び込むことができるとされています。

衣服をチェックするため

一年中洋服をしまい込んでおくと、湿気や虫食いでボロボロになってしまいます。
半年に一度しまい込んだ洋服をチェックすることで、カビが生えていないか、虫に食われていないかを確認することができます。早期発見できれば対処もできますからね。

リサイクル&リユース

最近では古着が流行っており、自分が着なくなった服でも、他の人からしたら欲しい服かもしれません。必要なくなった服は古着屋で売ったり、ご友人にあげたりして着なくなった服も大切に扱ってあげましょう。

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おわりに

さて今回は衣替えをする理由や由来についてお話をしました!近年では以前の慣習にはとらわれず、衣替えをしない国や会社も増えてきています。しきたりにそって行動するより、その日その日に合わせて臨機応変に対応することの方が大切だという考えもあるのかもしれませんね!

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