七夕飾りの作り方シリーズ第3弾です!
前回は紙衣と輪飾りの作り方についてご紹介をしました。今回は七夕飾りの中でも変わった飾りの『屑籠』と『投網』についてご紹介をしたいと思います!
その他の七夕飾りについてはこちらをご覧ください。
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屑籠の作り方
屑籠とは七夕飾りを作った際に出た紙くずやごみを入れる七夕飾りです。屑籠は物を大切にする日本人ならではの精神から作られた飾りで、昔から飾られています。
①
まずは好きな色紙を半分に折って、さらにそれを半分に折ります。
②
①で折ったものをさらに半分に折ります。
厚みが生じますので、ズレないようにキレイに折りましょう!
③
②はキレイに折れましたか?
折れたら次は上図の赤点を合わせるようにして、折り曲げます。
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④
数回折り合わせているので、分厚くなっているので力を入れて折り線をつけましょう。
③が折れたら、上の三角の部分を、青線に沿って切り取りましょう。
⑤
④を切り取ったら、今度は細かい作業です。
下の大きな三角に上図の青線に沿って、左右から交互にハサミで切り込みを入れます。
順番を間違えないようにしっかりと左右から切り込みを入れましょう!
⑥
⑤はうまく切れましたか?
上手く切れると上図のようになります。再度あっているか確認をしてみてくださいね!ここで切り方を間違えていると、開いたときに全然違う切り込みになってしまう為、注意が必要です!
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⑦
さて⑥を開くと上図のような感じになります!
模様は同じようになっていますか?教えている身でなんですが、私は最初に作ったとき全然違う模様になっていました。(笑)
⑧
上手く切れていたら、⑦の最後に赤丸に穴をあけて、ひもを通して完成です!
作ってもらうとわかるんですが、通常の折り紙で作るととても小さいものが出来上がります。
できれば色画用紙などの大きな紙を使って作るといいと思います!
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投網の作り方
形は屑籠に似ていますが、かけられている願い事が全然違います。
投網は漁に使う網を模して造られたもので、その年の漁業が大量になりますように、といった願い事や幸福を手繰り寄せるといった願いが込められています!
①
まずは三角形に折った折り紙をさらに三角におります!
②
さらに①で折った折り紙を三角におります。ここまでは屑籠と同じです!
③
さて3回三角に折った折り紙に、今度は切り込みを入れます。
ここで注意をしなければいけないのが、切り込みを入れる方向です。上図のように90度の角を右下に来るようにして、青線に沿って切り込みを入れます。
切り込みを入れる回数は特に決まりはありませんが、必ず左右から順番に切り込みを入れるようにしましょう!
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④
さてさてうまく切り込みは入れられましたか?
③でお話した通り、ちゃんと切れていれば、上図のようになるはずです!確認をしてみてください!
⑤
④でうまく切り込みを入れられたら開いてみてください!
上図のような模様になっていますか?もしなっていない方は、もしかしたら三角形に折る回数を間違えているかもしれません!必ず3回折ってくださいね!
⑥
⑤の写真のように切れていたら、色のついている表側を上にして、赤丸の部分に糸を通して出来上がりです!あとは上下を延ばすようにして、投網を広げてみてください。広がりましたか!上手く広がれば出来上がりです!
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おわりに
さてさて今回は屑籠と投網の作り方のご紹介をしました!
似た作り方だったので一緒にご紹介をしましたが、切り込みを入れるところが違いますので、気を付けてくださいね!