6月に入るといよいよ梅雨がやってきます。
梅雨は嫌ですよね・・・。ずっと雨がシトシト降り続けるから洗濯物も乾きません。出かけるのもおっくうになってしまいますよね。
でもそんな梅雨にも良いことがあります!梅雨の時期はたくさんのきれいな花が開花するんです!雨でふさぎ込んだ気持ちもきれいな花を見れば、そんな気持ちなんか吹っ飛びますよね!
今回は梅雨の由来や梅雨に有名な花についてお話をしたいと思います!
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梅雨ってなに?
梅雨とは6月~7月にかけて日本を含む東南アジアで生ずる雨季の事です。
梅雨に雨が降るということは知っていても、そもそもなぜ『梅雨』と呼ばれるようになったかはご存じないのではないでしょうか。今では当たり前になった梅雨という言葉ですが、その語源にはしっかりとした説があるんです!
中国から伝わった説
中国では雨によって黴(カビ)の生えやすい時期ということから、この時期を『黴雨(ばいう)』と呼んでいました。しかし黴という言葉は縁起が悪いということで同じ読み方をする『梅』という字を使って『梅雨』としたそうです。
江戸時代にこの言葉が日本に伝わり、もともと梅雨の時期を表していた五月雨という言葉から梅雨という言葉を使うようになったとされています。
日本の梅から生まれた説
日本では6月がちょうど梅が熟す時期とされ、梅の成熟を促す雨だから『梅雨』と呼ばれた説があります。
読み方はもともと『ばいう』でしたが、この時期は水滴が滴ることから『露(つゆ)』になぞらって呼ばれるようになったという説や、梅が熟し落ちて潰れるということから『潰ゆ(つゆ)』になぞらって呼ばれるようになったとされる説もあります。
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梅雨の時期に有名な花
さてでは梅雨の時期に綺麗に咲く有名な花の紹介をしたいと思います!もし気分が滅入ってしまったときはあえて外出して花を見に行くのもいいかもしれませんよ!
紫陽花(あじさい)
誰もが知っている紫陽花です。
梅雨の時期になると様々な場所で咲き乱れ、雨の季節を華やかに彩ってくれます。色は紫やピンク青など様々ありますが、実はこれ、土の酸性度によって色が変わるんです。最近の日本では酸性雨の傾向が強いため、青色が多いようですね!
薔薇(ばら)
こちらも皆さんご存知、花の女王様です。
一年中花屋で売られているイメージもあるかと思いますが、開花するのは梅雨の時期(6月前後)が多いんです。色は有名な赤からピンク、黄色、紫など様々あります。
睡蓮(すいれん)
池などに浮かんでいる白色が綺麗な花です。
この花は他の花とは違い、水の中に根を生やし水面に花を咲かせる幻想的な花です。梅雨の時期にお寺などの近くの池ではたくさんの睡蓮が咲いているのが見れることが多いです。
ラベンダー
非常にいい香りのする花で、芳香剤などにもよく使われていますよね!
湿気のない北海道などではラベンダー畑としてたくさんのラベンダーが栽培されています。ラベンダーには自律神経を整える作用があり、アロマ等でも非常に人気があります。
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おわりに
さて今回は梅雨の由来やその時期の有名な花についてお話をしました!
梅雨の時期になると鎌倉では紫陽花狩りなども行われ、紫陽花を見学に行く観光客も多くなります。
都内にお住まいの方は京王井之頭線の吉祥寺行きの電車に梅雨の時期に乗って見ると、車窓から非常に綺麗な紫陽花を見ることができますよ!