子供の頃は楽しかったのに大人になると辛くなる、なんてことはよくある話だと思いますが、お年玉もそのひとつで、大人になったら今度はあげる立場にならなければなりません。
これが意外と出費になるので、年始早々手痛く感じる方も多いのではないでしょうか。今回はそんなお年玉について詳しくお話をしたいと思います。
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いつからあげるべき?
お年玉をあげる年齢に決まりはありません。
家族によっては小学校に入ってからのところもありますし、未成熟児の時から渡す家族もあります。じゃあ何歳からあげる家庭が多いんだろう?という疑問についてはまず下のグラフをご覧ください。
2016年9月 うみさちたより調べ
これは私の友人から統計を取った結果なのですが、結果をみると、小学生になったときから渡す家庭が多いようです。この結果を参考にしてもらっても良いかもしれません。
それ以外の判断材料としては、『ご自身のお子さんがいつからもらっていたか』に合わせるということです。もし0歳からもらっていたのであれば、それに合わせた方が良いでしょう。
いつまであげればいいの?
これも家庭によって違います。
自分でバイトして稼げるようになる高校生まで!という家庭もあれば社会人になってもあげ続ける家庭もあります。こちらも統計を取りましたので、見てみましょう。
2016年9月 うみさちたより調べ
高校生までが多いようですね。
高校を卒業したらもう立派な大人だと考えている方が多く、独り立ちをさせる意味でも渡さなくなる家庭が多いようです。
また『学生のうちはあげる』という考えの家庭もあり、大学生まであげている家庭も多いようです。ちなみにその他は『社会人でもあげる』場合と『そもそもあげない』場合のふたつを合算したものになります。
金額の相場は?
お年玉をいつからいつまであげるかについてはおわかりいただけたかと思います。
次はそのお年玉の中身についてお話をしましょう。年齢によって渡す金額を変える家庭がほとんどですが、具体的に年齢によってどれくらい渡せばいいのか、お話をしたいと思います。
0~5歳(幼稚園児)
相場金額は1,000円です。
この場合は金額よりもあげることに意味があると考えている家庭が多いようですね。
そのため中には、お金をあげるのではなく図書券をあげたりする家庭もあるようです。
6~9歳(小学生低学年)
相場金額は2,000~3,000円です。
この年になると、自分から欲しいものが出てくることもあり、金額も少し多くする家庭が多いようですね。ただし小学生高学年や中学生に渡す金額のことも考えると、あまり高くしすぎない方が良いでしょう。
10~12歳(小学校高学年)
相場金額は3,000円~5,000円です。
小学生のお年玉の金額を決める例として、『学年×1,000円』という考え方もあるそうです。相場からもあまりズレていませんし、良いかもしれませんね。
13~15歳(中学生)
相場金額は5,000円です。
この年になると友達と外で遊びにいったりすることも増えてくることを考慮して、金額もある程度あげる家庭が多いようです。中には中学生で金額を頭打ちにして、高校卒業までずっと10,000円を渡す家庭もあるみたいですね。
16~18歳(高校生)
相場金額は5,000円~10,000円です。
中学生と変わらない金額を渡す家庭が多いようで、あまり大きな変化はないようです。この頃から少しずつ『もうお年玉はあげないよ!』という家庭も出てきます。
19~22歳(大学生)
相場金額は10,000円です。
そもそも大学生になった時点で、あげない家庭も多くあります。
『大学生はもう大人!』という考えの家庭が多いようなので、大学生になってから渡す場合は金額はあまり相場は気にしなくてもいいかもしれませんね。
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おわりに
さて今回はお年玉の相場についてお話をしました。
ちなみに私の子供のころの場合、地元のおじいちゃんからは壺に入った小銭のつかみどりがお年玉でした(笑)
壺の中身は1円や5円がメインで、たまにあたりで100円が入っているといった感じで、金額の平均は100円~300円くらいが多かったかなと思います。帰宅するときにその小銭を母親に大きいものに変えてもらってジュースを飲んでいたのは今でもいい思い出です(笑)