七夕の有名な飾りといえば、色とりどりの短冊ですよね!
7月7日になると、子供たちが綺麗な紙に願い事を書いて笹の葉につるしている姿を見ることも多いと思います。
しかし七夕飾りには有名な短冊以外にも種類があるのはご存知でしょうか。願い事の書いてある短冊に目が行きがちですが、他にもたくさんのキレイな飾りが飾り付けられているんです!
今回は短冊以外の七夕飾りについて、名前や飾りの意味について解説していきたいと思います!
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紙衣
折り紙や和紙でできた着物の形をした飾り物です。
織姫の機織り(はたおり)が上手という話にあやかって、紙でできた着物を飾り『機織りが上手になるように』という願いを込められて昔から飾られてきました。
機織りが使われていた時代では短冊に負けず劣らずの有名な飾りでしたが、近年はあまり見かけなくなったような気がします。最近は機織りの上達だけでなく、人の形をしていることから、子供が元気に育つようにと願いを込めて飾ることも増えてきました。
紙衣のご利益
☑ 機織りの上達
☑ 子供の健康祈願
折鶴
入院している方にお見舞いで持っていく事はご存知だと思いますが、実は七夕の飾りでも折鶴は有名な飾りの一つだったんです。
折鶴のご利益は『家内安全・長寿』です。長寿というご利益から、入院している人にも持っていくと良いとされているんですね!
折鶴のご利益
☑ 家内安全
☑ 長寿
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提灯(ちょうちん)
時代劇などによく出てくる筒型の置物の中に日が灯っている道具です。これを模して折り紙などで作ったものを飾ります。
提灯の飾りには『心が温かく、明るくなりますように』という願いが込められており、飾ることでその一年暗い気持ちになることなく、前向きに行動できるようになるそうです。
提灯のご利益
☑ 前向きな気持ち
☑ 明るい心
吹き流し
長いヒラヒラしたものは織姫の織り糸を表していて、紙衣と同じように『機織りの上達』の願いを込めて飾られるものとされています。
吹き流しのご利益
☑ 機織り・裁縫の上達
輪飾り
誕生日パーティーなどでよく見られる飾り物です。
たくさんの輪っかが繋げられていることから『みんなの夢が繋がり、叶いますように』という願いが込められています。
輪飾りのご利益
☑ 心願成就
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投網(とあみ)
蜘蛛の巣のような見た目をした飾り物で、漁に使う網を模して作られたものです。
投網はその年の『大漁』を祈る飾り物で、また幸せを手繰り寄せるというご利益があります。
投網のご利益
☑ 豊漁
☑ 招福萬来
巾着
巾着とは現代でいうところのお財布です。
巾着を飾ることで金運が上がったり、お金が溜まったり、商売繁盛などのご利益を授かることができます。
巾着のご利益
☑ 金運UP
☑ 商売繁盛
屑籠(くずかご)
ゴミ箱を模して作った飾り物です。
七夕の飾り物を作ったときに出る紙くずをこの中に入れて飾ることで、物を大切にする心や清潔にする心が養われるとされています。
屑籠のご利益
☑ 物を大切にする心
☑ 清潔にする心
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菱飾り
輪飾りと似ていますが、菱飾りは名前の通りひし形の紙を繋げた飾り物です。
これは天の川を模して作った飾り物で『七夕を祝っていることを神様に示す』そうです。これをたくさん作れば作るほど願いはかないそうですよね!
菱飾りのご利益
☑ 神様に七夕祝いをアピール
星飾り
名前の通り星の形をした飾り物です。
『天の川の星々にいる神様に願いが届きますように』という願いを込められて飾られるものです。
星飾りのご利益
☑ 天の川の神様に願い事をアピール
おわりに
さて今回は七夕飾りの名前や意味についてお話しました!私も短冊ばかり飾って、そのほかの飾り物をないがしろにしてしまっていた気がします。
今年の七夕は紹介した飾りを全部飾って、色んなご利益を得られるようにしましょう!