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母の日の由来は?カーネーションの色の違いついて!

投稿日:2016年12月19日 更新日:

5月の一大イベントのひとつといえば母の日ですよね!
5月に入ると花屋はこぞって色とりどりのカーネーションを取り揃えます。でもなぜ母の日にはカーネーションなんでしょうか。今回は母の日の由来とカーネーションを贈る理由についてお話をしたいと思います!

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母の日の起源はギリシャ?

母の日の起源は実ははっきりとわかっていません。
古代ギリシャの時代に神々の母であるリーヤに祈りを捧げたのが起源だという話や、イースター開催の40日前の日曜日に出稼ぎ労働者を里帰りをさせ、母とともに過ごさせた『マザーズ・サンデー』が起源とする話もあります。

 

母の日の由来は一人の女の子から

起源ははっきりとわかっていませんが、母の日の由来にはちゃんとした理由があります。ではその気になる由来とはいったい何でしょうか。ご紹介したいと思います。

母を想う子が捧げた一輪の花

アメリカのウエストヴァージニア州にアンナ・ジャーヴィスという女性がいました。
彼女の母は南北戦争時代の医療やその後の平和活動に多く貢献した偉大な方でした。しかしその母も1908年5月9日に亡くなってしまったのです。

アンナさんは苦労しながらも自分を育ててくれた母を敬い、敬愛する気持ちをもって追悼式の際に、一輪の白いカーネーションを母に贈ったとされています。これが母の日にカーネーションを贈る由来となりました。

 

母を思う行動が母の日制定へ

アンナ・ジャービスさんは母の死後、母親を敬う気持ちを忘れてはいけないとし、母の祝日を設けるための運動を始めました。この運動は瞬く間にアメリカ全土に広がり、賛同者も増えていきました。

この活動が認められ、1914年にアメリカ連邦議会は『5月の第2日曜日』を母の日とする法律が可決し、翌年に正式に法律として施行されたのです。

 

日本での母の日は?

日本で母の日が広まったのは明治時代末期とされています。
1915年にキリスト教徒の協会などで行われるようになり、1937年に森永製菓がおこなった『母の日大会』をきっかけに全国に広まったとされています。

 

カーネーションを贈る理由

白のカーネーションはアンナ・ジャーヴィスの母のアンさんが大好きな花でした。それが由来で母の日にはカーネーションを贈ることが通例とされるようになりました。

アンナさんが亡くなった母に白のカーネーションを贈ったことから、白のカーネーションは亡くなった母に、そして赤のカーネーションは健在の母に贈るものとして知れ渡りました。

最近では赤にこだわらず、様々な色合いのカーネーションが販売されており、色ごとに意味も違います。これからお母さんに贈る時はその意味も考えて贈ると良いかもしれません。

カーネーションの色 花言葉
赤色 母の愛・愛を信じる・熱烈な愛
ピンク色 感謝・上品・気品・温かい心・美しい仕草
オレンジ色 純粋な愛・貴方を熱愛します
青色 永遠の幸福
紫色 誇り・気品
黄色 軽蔑・嫉妬・愛情のゆらぎ
白色 尊敬・純潔の愛

色によっては贈る際に注意が必要です。オレンジ色は意味からお分かりの通り、お母さんに贈るのではなく、恋人に贈るのに向いている色です。白色と黄色はできるだけ避けましょう。黄色は意味合いがあまり良くなく、白はもともと亡くなった母に贈る色とされていたからです。

 

2017年の母の日は?

2017年の母の日は5月14日です。5月の第2日曜日が母の日とすることから、毎年母の日は日付が異なります。間違えて去年と同じ日だと勘違いしないように気をつけましょう!

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おわりに

さて今回は母の日とカーネーションの由来についてお話をしました!私が子供のころ、色の違いによる意味を理解しておらず、当時自分の好きな色だった白色のカーネーションを毎年贈っていた時期がありました(笑) いまでは笑い話ですが、皆さんはできれば赤やピンクなどのカーネーションを贈るようにしてあげてください!

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