普段仕事でなかなか会えないけれども、いつも一生懸命働いてくれているお父さん。そんなお父さんに感謝する日、それが『父の日』です!
普段感謝を伝えられていない分、父の日にはしっかりと日頃の感謝を表しましょう!
でも感謝は普段もするものじゃないの?と思いますよね。ではなぜこの日が父の日として制定されたんでしょう?実はこれにはちゃんとした意味があったんです。
今回は父の日の由来や、父の日に贈ると喜ばれるプレゼントについてお話をしたいと思います!
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父の日の由来は?
父の日は1909年のアメリカワシントン州から生まれた文化です。
父の日を広めたのはソノラ・スマート・ドットという女性です。
1908年に制定された母の日を知ったソノラさんは、1909年に『母の日があるのなら父の日も設けてほしい』と牧師協会に懇願しました。いったいソノラさんの過去に何があったのでしょうか。
当時1861年は南北戦争時代だったため、お父さんは戦地に赴くことになってしまいました。ソノラさんは6人兄弟で、お父さんが戦争に行っている間、お母さんが女手ひとつで兄弟たちを支えていました。
しかし1865年に戦争が終わり、お父さんが帰って来た時には過労でお母さんは亡くなっていました。そこからお父さんと6人兄弟の生活が始まります。
今まで家事の経験もほとんどなく、6人の子供たちを育てながらお金を稼ぐことは非常に大変なことだったと思います。
お父さんは再婚することもなく、男手ひとつで子供たちをなんとか支え、成人するまで育て上げました。その後、過労がたたり亡くなってしまいます。成人したソノラは母の日制定を知り、苦労して自分を育て上げてくれた父に感謝する日も作ってほしい!と1909年に牧師協会にお願いをしました。
そこから7年の月日が流れ、1916年にアメリカ28代大統領のウッドロー・ウィルソンが父の日の演説を行ったことで、アメリカ全土に広がっていきます。その後、1972年に正式に国の記念日として制定されました。
2017年の父の日はいつ?
父の日は6月の第3日曜日です。
つまり毎年父の日は異なった日に行われるということになります。母の日と同じですね!
2017年の父の日は6月18日になります。ちなみに2018年は6月17日と今年よりも一日早く訪れるようですね。
父の日に贈るものは?
母の日はカーネーションを贈る日として有名ですが、実は父の日にも有名な贈る花が存在します。それは『黄色いバラ』です。父親に花を贈ること自体珍しいのに、さらにバラなんてかなり意外ですよね。
これはソノラさんが父の墓前に供えた白いバラが由来とされています。
なぜこれが黄色いバラを贈るようになったかというと、これはイギリスに由来します。
イギリスでは黄色は身を守る色として広まっていました。
その意味がイギリスからアメリカに伝わり、戦争に行った人の無事を願って黄色いリボンを玄関に飾るようになりました。
ここから、黄色には大切な人に贈るものとされ、白いバラの話と合わさって父の日には黄色いバラを贈るようになりました。
黄色、黄色いバラの持つ意味
☑ 黄色の持つ意味
嬉しさ、暖かさ、楽しさ、幸せ
☑ 黄色いバラの持つ意味
元気の良い、友情、献身、嫉妬、薄れゆく愛
※父の日以外で贈る場合は気をつけましょう。
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おわりに
さて今回は父の日の由来や贈り物についてお話をしました!母の日に比べて知らないことも多かったのではないでしょうか。今年からは父の日には黄色いバラを贈って感謝の気持ちを表しましょう!